闘う保健師!!

戦いの場を迷彩の国から愛する地元地域へ移し、保健師兼③歳児のママとしての日々の奮闘を綴ります。

95歳レジェンド推奨!袋使用!!の巻♪♪

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 現在、95歳の元小学校教師の女性の(通称:レジェンド)定期訪問を担当させて頂いているが、出会ってから約2年経つも、パワーは全く衰えずに元気ハツラツ!

 

 本日も昨年の秋に通われていた運動教室の成果報告を頂きに訪問実施。

 

 恒例の短歌ご披露に始まり、お正月話等等。

 

 話は尽きないが、フト昨年度に軒下に住み着いた燕の話を。

 

 燕が軒下に巣を作り無事に出産後、親燕が子燕に口移しで餌を与える姿微笑ましくて何度思いだしても幸せになるとか。

 

 勿論皆巣立っていたが、例え動物でも有り余る母性の素晴らしさに感動が止まらなかったとの事。

 

 私自身3歳児を育てる身。

 

 母性の深さを実感する反面、母親になったからこそ、更に目につく虐待などの悲惨なニュースを反して思い浮かべ、思わず「小さな鳥でも素晴らしい自然の母性があるのに、高度な知能を持つ人間の方が無いんですかね?」と一言。

 

 レジェンド曰く、「その通り。結婚も何でも簡略化で簡単になって重くもなくなった。親になる自覚も無いままに、作る行為だけは大人だから母性を感じる前にできて産む人もいる。我慢をしなくて良い時代だから子供ができてもすぐに別れる。安易過ぎる結果」と持論を展開。

 

 レジェンドは私が15年の不妊に悩み、高齢出産は辛いなれども、私自身の中で子供を産む条件を達成した中で娘を産んだことを知っていることもあり、「普通はあんたくらいに考えるもんだ。人1人の人生に責任を持つのは簡単ではない」と。

 

 尊敬するレジェンドの言葉は大変重いが、「そもそも、子供を育てられない、大切にできない、でも、やりたい事をやりたいんだったら、何も罪の無い子供に虐待する位だったら、自信がなかったら男が袋をかぶればいいんだ。最初からしっかり考えて、ちゃんとかぶってできない様に考えるのが責任ある大人の考えだ」と。

 

 キョトンとした私に大爆笑したレジェンド。

 

 やっと意味を理解した私も大爆笑。

 

 本当におっしゃる通りながらも、これほど重いテーマをさらりと、そしてどこまでも深く語ったレジェンドから学ぶ事は大変多く、訪問の度に元気を頂いてくる。

 

 また訪問させて頂きますネ♪♪