闘う保健師!!

戦いの場を迷彩の国から愛する地元地域へ移し、保健師兼③歳児のママとしての日々の奮闘を綴ります。

保健師娘 vs 検診結果「要精密検査」祭りの父上ッッ!の巻♪

 

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 この度、父上が検診を受け結果通知が自宅に届いたとの事!

 

 早速、いつものごとく「見せて×②」の大合唱を連呼する私。

 

 しかし、何故か例年絶対見せることのない自らの秘密のパンドラの箱の中へ。

 

 母上曰く「毎年何かしら検査に引っかかっているとは言うけど、何か娘が保健師だと怒られるのが分かっているから言わないところもあるみたい」と。

 

 むむむッッッ!!

 

 聞き捨てならず、やはり毎年隠すワケですねえ・・・。

 

 血が騒いだ私は母上と父上の寝室に入り、隠しそうな場所を探すとビンゴ!!!

 

 ありましたねえ。

 

 父上が何が何でも隠す検査結果が。

 

 敵もさるものながらも、私も母上も1枚上手の為に携帯にバッチリと撮りまくり、何事も無く引き出しの中へ。

 

 じっくり拝見させて頂いたところ、まあ・まあ・まあ・・・。

 

 劇的に悪いもんじゃあ無い!!!!

 

 見事に悪い数値群に、要精密検査フェステバル絶賛開催中状態。

 

 これまで保健師として、何千人もの検査結果を見てきたが、トップ10に堂々とランクイン確実の結果の悪さに呆然・・・。

 

 TVや雑誌を見まくり、朝の起床時から狂ったように健康食にこだわるが余り、特に食事面においても母上に長年手を焼かせ、マイペースに優雅にジムで身体を鍛え、外国産の食べ物は一切食べずに家族を振り回しまくっている結果がこんなものだと!!!!!

 

 怒りの炎がマジで母上と共にメラメラ燃えまくり、夕食時に完璧に暗記した父上の検査結果を何食わぬ顔でツラツラ述べた私。

 

 「随分悪い人もいるなあ」と、余裕をぶっこいていた父上は私の話が進むごとに見事に沈黙に。

 

 「そういう人は今後はどうなるのか?」と聞かれ、「寝たきりか死」と大げさかつ深刻に応えると観念した父上は絶句。

 

 何故かビールをテーブルの端に置き!?「何で知っているんだ?」と悪あがき。

 

 負けずに「検査結果を母上と共に拝見しましたけど何か??」と涼しく応酬した私。

 

 間髪いれずに「たった一人しかいない父親の心配をして何が悪い!娘だっておじいちゃま大好きなのに!!」とたたみかけると、さすがに大人しくなり検査結果を自室から持ってきた父上。

 

 サラッと今後の予防策等を伝えると、何だかしおらしく受け入れ始めた父。

 

 この勝負!娘がもらった!!と、母上と勝利のアイコンタクト直後に、「おまえって保健師みたいだなあ・・・」と父上のまさかの余計な一言。

 

 敵は最期まで抵抗を続けていたが、仁義無き戦いは今後も続行しそうです!!!!!

 

 

 

  

 

 

布団に横になるのが夢ダヨッッ!の巻♪

 

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 現在、作業療法士を目指している大学1年生の姪が初めての実習でレポート等の厳しさに疲労困憊しているとの事。

 

 むっふっふ!

 

 ようやく実習の辛さを体感する時が来ましたね・・・。

 

 姪の大好物の苺を3パック買い込み陣中見舞いで訪問した際、看護大学生時代の最も印象に残っている実習経験談を聞かれ、「半年間布団に寝なかった事」と即答した私。

 

 純粋な姪は完全にフリーズ・・・。

 

 今でこそ③歳のミニ恐竜娘に翻弄されているただのおばちゃんも!?実は27歳で大学生になり、本格的な実習を経験したのは30歳の時。

 

 9歳年下の同級生と共に気力・体力が減退し、シャワーの水も吸収していく悪夢の中、引率の大学講師と間違われ、毎回×②「年寄り学生です」との笑いを取り、自己紹介を繰り返しながら髪を振り乱して頑張った看護実習。

 

 膨大なレポートや課題に、日々の睡眠時間は2~3時間&週末は9歳年下の親友と共に図書館に缶詰。

 

 フト眠りに落ちるとお互いに消しゴムを投げあいながら、一心不乱に勉強していた半年間。

 

 終わらない課題やレポートに負けない様に私と親友が取った行動は、布団を収納袋に入れて使用不可能にした事。

 

 横になると寝入っていまい恐怖の朝を迎える為、深い眠りに陥らない様に机に突っ伏して短時間の睡眠を取り、完全に眠らない作戦で半年間を耐え切った実習は忘れがたく、二度と戻りたくない時間。

 

 12年経った今でも実習の内容はもはや忘却のかなたに飛んでいるが、布団無し生活は今でも鮮明に思い出す最も印象に残った実習の思い出。

 

 勿論!気力・体力・学力・おまけにルックスも良い♪できの良い可愛い姪は、私程の苦労は無縁である事が予想されるものの、確かに言えるのはそれ程の覚悟や気力が無いと専門職は厳しいという事実。

 

 気を新たに実習に挑むという姪に応援しか出来ないが、必ず努力や苦労が報われる時が来ることを伝えるとニンマリ♪

 

 近い将来アドバイスをもらえる事を楽しみにしているからネ!!

 

 しかし、40歳を過ぎた今になってあの布団無し生活をもう一度行うことになったら、宝くじに当たっても全力拒否は必須!!!

 

 人間らしい生活が一番♪♪

 

 

 

 

国よりも子供を守るヨッッ!の巻♪

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 著名な柔道選手の優先順位が大切な子供へ変化し、闘争心が無くなった為に引退を発表したヤフーニュースを食い入る様に拝見。

 

 お気持ち心底分かります・・・。

 

 前職の自衛官時代は、国内外問わずに長期の災害派遣参加・各種長期訓練や出張・当直などなど。

 

 猛烈時は1ケ月以上、月の半分は不在という仕事第一の生活に同業者の主人と逢えないこともしばしば。

 

 同居している私の両親は振り回され、家族全員が揃わないことが当たり前。

 

 自宅を建てた時も母親が壁紙やキッチンを選ぶなど、誰の家かも分からないカオス状態においても、懲りずに仕事第一。

 

 まさに家庭よりも国・最前線の勤務が永遠に続くと思われた時に、まさかの妊娠!!

 

 子供が出来ないと主治医より告げられていた為、半信半疑のままに妊娠生活へ。

 

 が!、何より仕事が中心だったので、最前線で動けない辛さとつわりと劇的な環境の変化にストレス溜まる事しきり。

 

 しかも、永遠の親友である酒が飲めない拷問生活・・・。

 

 出産後は産後休暇終了直後に復帰を宣言していたのに、のに、のに・・・。

 

 40歳の初産は産後の体調の悪さは神がかり的な上に、慣れない育児に、乳児中心の生活。

 

 同時に、これほど守りたい大切な、大切な、大切なものが世の中にあったのかと・・・。

 

 羽をもがれた鳥よろしく、すっかりわが子中心の生活が当たり前に。

 

 育児休暇復帰後当日は号泣した余りに、復帰初日の挨拶もままならず。

 

 考えるのはわが子の事ばかり・・・。

 

 復帰早々に容赦ない訓練や勤務等、今まで当たり前のようにしていた勤務をこなしながらも気づいた事。

 

 私はこの仕事を続けられない、自らの全盛期が終わったという事、つまり第一線で戦う気持ちが全く無くなってしまった事である。

 

 体力・気力・やる気の減退に加え、また始まる不在三昧の日々は我が子と離れる事と意味を示しており、とても耐えれる自信が無いほどにスッカリと我が子が1番になった事を悟った私。

 

 立場上、最も前に立たなければならないのに立てない。

 

 頂いている階級の仕事ができない以上は部下に示しがつかない。

 

 国よりも立場よりも無条件で守りたいものが帰りを待っている。

 

 最も好きだった仕事に職場だったなれども、どうあがいても我が子が1番という不動の優先順位は変えようがない。

 

 迷った中での決断は退官。

 

 この決断はやむにやまれなかったが、未だに戻りたい気持ちはあり、我が子が大きくなってある程度自立した時、電撃再入隊の道もあり密かにあきらめてはいない。

 

 懲りない私自身であるが、長い人生においての優先順位は常に流動的であり、状況も目まぐるしく変化する。

 

 優先順位を誤ることなく進んでいけます様に♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

焼肉の味は夜勤の味ダヨッッ!の巻♪

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 間もなく迎える結婚記念日を前に主人に焼肉をご馳走になる事に♪

 

 有難たや~!有難たや~!を唱えながら、タイミングが合わず、ランチの部となったが有難く頂く事に。

 

 勿論!いつものお店ながらも♪来るたびに思い出すのが、病棟看護師時代の夜勤明けの焼肉ランチ。

 

 夜勤を終え、プラスαで残業を終えると8時終了の勤務は11時過ぎに終了という悲惨なルーティンに。

 

 太陽がやけに眩しく、夜行性動物達同様に太陽と交わりたくない思いを抱え完全に狂った腹ペコ胃袋が求めるのはコッテリ焼肉様!!

 

 行き着く先はいつもの焼肉屋にて、いつも通り店員さんに労わって頂きながらヨロ×②来店。

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 いつも通りの席に案内され、かぐわしい匂いに目の下のクマ最高潮の中で、いつもの定食・ライス大盛り・ハーフ冷麺にビール!!

 

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 まるで囚人が困った顔で独りで焼肉を焼いている姿は、痛々しい視線をかき集めたものの、まるで関係無し!!

 

 スッカリ生き返り、胃もたれマックスの中で泥の様に眠る至福の時の為に、夜勤の辛いナースコール・排泄介助・猛烈な記録に救急対応などなど。

 

 スッカリと日勤対応ボディーになった今でも、お店に行くと思い出す辛くも目の前にぶら下がった焼肉とビール目指して頑張っていた日々を思い出すこの頃。

 

 毎回×②念仏の様に同じ内容を聞かされる主人に、今日も迷惑顧みずに話しまくり、本日もご馳走様でした♪♪♪

 

 

 

人生の終わりは複雑ダヨッッ!の巻♪

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 ある高齢者家族の話題を耳にする機会があり愕然としたことが・・・。

 

 施設に入所している99歳の父親が数ヶ月で100歳を迎えるにあたり、何としてでもどの状態でも100歳を迎えさせたいとのご家族の意向から入所先を退所し、療養病院に移ったとの事。

 

 ご本人に意識があった時に自然な最期を希望されていたのも関わらず、意識の無い本人に代わりご家族が延命を希望されたとの内容に何とも言えない気持ちが。

 

 現在、私の祖父も入所させて頂いているが、本人の希望は自然な最期であり、認知症になっている現在はもう最期の意志を聞くことは不可能であるが、家族・親戚一同祖父の言葉に従う事で一致。

 

 私の両親も自然な最期を希望しており、勿論私自身も主人も望むのは自然な最期。

 

 最期の選択も自らという意見で一致しており、終活という言葉を頻繁に目にするようになった現在、地域の高齢者の方も圧倒的に自然な最期を望む方が多数。

 

 様々な考えがあり、価値観は多様であるが、この流れの中において、このご家族の選択は一定の話題となったが、しみじみと考えさせて頂いた事しきり。

 

 人生は最後の最後まで答えが無い不思議なものですネ・・・。